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 コンバンハ。Shadeです^-^。

 ダダの実験シリーズ、今回は差分イラストを使って3つの記事に分けてみました。
文章についてはあんまりツッコまないように…(笑)。ワタクシの文才では限界というもんがありますので…Orz。

 こういうとき、小説を書かれている草宗さんとかFeldenさんとかその他作家さんが羨ましくてしょうがないです。文章って、絵と合わせるとコーフンしますからねー…ククク(悪

ダダの実験! その2 差分2
 3つのライトはより強く私を照らし出した。

 「うあああッ!!く…ぅ…あああぁ~~~ッッッ!!!!」

 私は痛みに叫びを上げていた。この半液体は私の肌を徐々に溶かしている…。その熱さと苦痛は想像を絶するものだった。拘束具を懸命に外そうと身体を暴れさせるが、まったく動けない。肌から上がる湯気とジュクジュクという不快な音はどんどん大きくなっていった。

 私の身体を溶かす液体…ただでさえ強烈な異臭を放っているのに、私の肌の溶けていく匂いも混ざり実験室は凄まじい臭気に包まれている。息をするのも苦しい…。なにより、苦痛が休みなく断続的に襲ってくる。私はただただ叫び続けた…。

 そして、私はいつしか再び、意識を失ってしまっていた……。
 

ダダの実験! その2 差分1
 「う…ううぅっ……!!!」

 堪らず声をあげてしまった。拘束され、動けない私の身体にひどい臭気を放つドロドロとした半液体が垂らされてきたのだ。生暖かく、不快感がたまらない。身体をつたっていくその感覚に、私は身震いした。必死に拘束から抜け出そうと身体をゆするが、無駄だった。枷は、まったくびくともしない…。

 その半液体がなんなのか、最初私はまったくわからなかった。ただ、彼らが使うようなものだから、恐ろしいものであることははっきりしていた。しばらくすると、私の身体から湯気のようなものが上がってきた。半液体の溜まっているところから特に…。

 全身から汗が吹き出す。冷たい汗が…。恐怖感が再び大きな波となって私の精神に押し寄せてきた。そして……――
 

ダダの実験! その2
 ―フィオラ視点にて―

 目が覚めると、私はまた別の拘束台に移動させられていた…。腕と足首にはガッチリと錠が嵌められ、腹部と腿には拘束ベルトが食い込んでいた。当然のことだが、動けない。拘束台の冷たい感触が背中を伝い、薄暗い部屋には3つのライトが私を囲んでいる。

 「こ、今度は何をする気なの…」

 私は恐怖のあまり、弱弱しい独り言をつぶやいてしまう。彼らに敗北し、捕らえられてからもうどれくらいたったのか分からないが、休みなく続く「実験」に、精神が削り取られていく。光は意識を失ったままだ。

 次の瞬間、彼らの恐ろしい「実験」が再び開始された…


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